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アクセルワイヤー注油
注油作業は、怠っていても走行への影響は少ないと思いますが、ワイヤーを長持ちさせる効果や操作性を上げる効果があるそうです。
準備する物
1) +ドライバー
2) ワイヤーオイル
(CRC KURE 5-56でも代用可)
3) CRC グリースメイト
簡単にアクセルワイヤーの構造を説明します。
赤が引き側、青が戻し側のワイヤー
この2本のワイヤーがキャブに繋がっている
(画像クリックで拡大できます)
アクセルワイヤーには、引き側、戻し側2本のワイヤーがあります。スロットルを回して放すと、元の位置に戻るのはこの2本のワイヤーのおかげです。片方でも切れるとエンジンの回転数が上がらなくなったり、スロットルが戻らなくなってしまいます。
では、手順を説明していきます。
まずアクセルワイヤーの注油できる場所、つまりスイッチボックスをばらします。表裏のねじが3本を回すとカパッと口を開けたように開きます。そうすると、ワイヤーらしきものが見つかると思います。これが
アクセルワイヤー
です。スイッチボックスを思い切って開けたことで、アクセルワイヤーの仕組みが少し分かりました。
続いて注油していきます。今回は、CRC KURE SUPRR 5-56(以後、5-56)を使います。まず、5-56の噴射口を軽く引き抜き、同じくCRC KURE グリースメイト(以後、グリースメイト)用の細いノズルを取りつけます。
ノズルを戻り側ワイヤーの穴の入り口に差し込み5-56を噴射している様子
(画像クリックで拡大できます)
上の写真のように細いノズルをワイヤーの穴の入り口に差し込み、少しずつ噴射して注油していきます。ある程度 注油したと思ったら、キャブの方に目を向けましょう。スロットルを動かしてみて、動く場所があります。それをたどっていくとアクセルワイヤーの出口にたど りつくと思います。そこから、古いオイルが垂れていれば注油できている証拠です。場所が分かった方は、汚れないようにティッシュでも巻いておきましょう。
片方が終わったらもう片方の穴にも注油していきます。出口から古いオイルが出てしまえば注油は完了です。
2 つの穴が終わったら、アクセルワイヤーの入り口にある滑車のようなものとワイヤーの付け根のタイコという部分に、グリースメイトを塗りましょう。そしてス イッチボックスを組み付けましょう。スロットルを動かしてみて違和感がなければで完了です。出口のティッシュは、注油完了後も古いオイルが垂れてくる場合 があるので、走行しない場合は半日ほどそのままにしておきましょう。
試乗してみると
こればびっくり(*`ロ´ノ)ノ
するする回ります。簡単なのでこれはやった方がいいですね!このおかげで以前よりスムーズなスロットル操作ができるようになりました。5-56は流れ落ちるのが早いようなので、
500km毎
に注油したほうがいいそうです。
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