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山形ツーリング


 ZEAL乗りのバイク友達M君が帰省して自宅にバイクを置き に行くみたいなので(冬期の降雪・凍結や宮城県→山形県の峠越えが厳しいため)、いっしょについていく事になりました。自分は日帰りです。

 いっしょに朝食を食べ、早速出発です。バイク始動までは少しかかりましたが無事発進(^^ゞ給油と空気圧点検を済ませて山形へ向かいます。行きは R286 笹谷峠、帰りは R48 関山峠 の予定です。R286はツーリングマップルのおススメルートに指定されているので楽しみです。

 GSを出てから久しぶりに信号待ちで停車しました。後ろにはパトカーが停車(~_~;)なんにもしてなくてもなんか嫌ですね。そのこと考えてたら、パト カーが…
「ぷっ!!」
っと、クラクションを鳴らしました(゜o゜)何かと思って信号を見ると、左折用の緑矢印が 出ているではありませんか…。やっちまったな〜!と思いつつ急いで発進(T_T)パトカーも案の定左折してきました。スピードを上げることもできないので 嫌な感じな車間距離が続きます。はやく曲がってくれ〜(>_<)その後、パトカーは何qか後ろを追跡したあと、曲がっていき ました。ふぅ…。よかった。生きた心地がしなかったです。
 
R286はツーリングマップルの通り起伏があり適度なカーブもあり景色もいいという、なかなかのツーリングコースでした。そのため、あっという間に笹谷 I.Cに到着してしまいました。笹谷峠に続く道はまだまだ続きますが、冬期閉鎖中の為山形自動車道の笹谷トンネルを通行します。150円であったかトンネ ルを通れます。一区間でしたが高速走行も楽しめました!
 トンネルを抜けるとそこはもう山形です。天気予報によると、晴れてもその後下り坂という天気だったので、ちょっと心配でしたが雪はなく大丈夫そうです。 高速を降りて、再びR286のお世話になります。走ること数qで市街地に入ります。右側には山形県庁が見え、R13をくぐるとJR山形駅も間もなくです。 中心部も渋滞もなく進み、無事M君の自宅に到着です。
 M君のお家にお邪魔させてもらいました。お昼前であったため、お昼もいただいてしまいました。

 M君のお母さん、本当にありがとうございました。綺麗で優しいお母さ んでした。

さて、これからどこへ行こうとか相談しました。そこで、M君がチェリーランドへ連れて行ってくれることになりました。そこまでは2〜30分の道のりです。 途中、みぞれになりましたがなんとか到着です!
道の駅 寒河江 チェリーランド
チェリーランドとは道の駅の事でした。中はとても広くお土産屋さんがたくさんありました。外も寒かったということで、まず腹ごしらえします(^−^)
 ぐるぐるウインナー 300円
 なかなか食べ応えのあるウインナーですがたべずらいのが難点でした(^^ゞでもうまいから満足です!
 そして、この道の駅の名物のアイスクリームをいただきます。
さくらんぼクリームとカマン ベールチーズ
このアイスクリームは「今!テレビやラジオで大人気」と看板に書いてある通り、たくさんの有名人が訪れている場所で、サイン色紙や車品が壁一面ところせま しに貼られていました!たくさんのメニューの中でもさくらんぼクリームとカマンベールチーズのアイスをチョイス!しっかりとした味でおいしかったです (^^)これは食べる価値ありです!

 みぞれが雨に変わり強く降っていたので、弱くなるまでちょっと休憩します。道の駅の中にはトルコ館なるものがあり、トルコの民芸品が売っているところも ありました。中はお香の香りが漂っていて雰囲気は本当のトルコのようでした。ここで豆知識!さくらんぼはトルコが原産らしいです。
 だいぶ雨も落ち着いてきたようなので、そろそろ帰ることにします。山形市内までいっしょに走行し、M君の自宅の近くのスポーツ用品店に寄りました。だい ぶ寒くなってきて、雨もみぞれになってきたので、手袋を買いたいと思います。今までは、皮の薄手のものだったのでとても冷たく感覚がなくなってしまってい たので、その上から二枚重ねにして対策したいと思います。スキー用の大きめの手袋が見つかり即購入!
 
 ここでM君とはお別れです…。また明日会えますが(笑)ここからは一人で宮城県を目指します。R13にのり北上します。雪は全く積ってはいませんが心配 になってきました。途中で給油をしてR48を目指します。東根市に入ったところでR13に別れを告げ、R48に入ります。少し進んだところにあった電光掲 示板には…

「関山峠  部分凍結」

という表示が…(+o+)行けるか?だんだん吹雪になってきて、路肩にはうっすらと雪が降っています。本格的に上り坂が急になってきて周りを見ると、雪が 積もっているではありませんか。怖いので、ゆっくりと進んでいると、後輪が滑り出しました。あわてて停まりました。少し考えようと思い、ニュートラルにし ようとしましたが、ギアが入りません。車体を動かしているうちに、足が滑って倒してしまいました(T_T)ガーン
キルスイッチでエンジンを切り、なんとか引き起こしました。どうにかニュートラルにギアを入れる事が出来たのでエンジンを掛けようと試みましたが、なかな かかりません。エリミが風邪をひいてしまったようです。何度もセルをまわしましたが、かかりません。助けを呼ぼうと携帯を見ました。

圏外
当然と言えば当然です ね。もうどうすることもできなくなり、最後の願いを込めてセルをまわしました。

ぶ るるるんっ!

なんとか願いがかなったようです!(^^)!ここで喜んでいてはだめですね。回転数を上げて様子を見ました。雪も積り道路も凍結!転回もできそうもないと 思い先を進む事に決めました。なんとか発進して2〜30q/hで進みます。凍結防止剤を撒かれた轍の上ですが、普通に凍ってます。寒さと怖さで死にそうで した。
 10qほど進んだところにぽっかりと関山隧道が口をあけていました。あたりはうす暗くなっていて、トンネル独特のオレンジ色の光だけが輝いています。そ のときだけは、他の車がなく雪のためかとても静かに感じました。目の前には宮城県の入口があるのに、入るのがとても怖かったです。
 入ってみるとそこはあたたかく、天国のようでした。先程の雪がうそのようです。トンネルの中はスピードが出せます。でも入口付近は注意がひつようです ね。トンネルを出てみると、まだ銀世界が続いていました…。さっきよりも雪が増えているような感じもします。ココからは下り坂です。上りよりも注意が必要 です。エンジンブレーキがよく効く低いギアで走ります。明りがある仙台市青葉区作並まで緊張を解いてはいけません。

 やっとの思いで、作並のコンビニまで到着です。
仙台市青葉区作並 サンクス前
写真では分かりにくいですが、ヘルメットのシールドはガチガチに凍り、メーター類と頭上には雪が積もっていました。泣きべそをかいた状態で店内に入り、コ ンポタをレジに運びました。店員に不審がられましたが、ぷるぷると震えがおさまらない手で財布から小銭を取りだしました。店の 前のベンチに座り一息入れました。コンポタは激 アツでした。何人かの車の方に、「関山越えてきたの!?」とか「寒くない?」とか聞かれましたが、この格好見て分からないの? とも思いましたが、紳士に対応しました。でも、「がんばれ〜!この先は雪無いから大丈夫だよ!」と声を掛けてくれた、昔バイクに乗っていた方には励まされ ました。よし、あともう少し!

 ココからは、雪もなく普通の速度で走れます。青葉山トンネルを抜けて仙台市街の明りを見た時には、助かった…と思いました。山形を出たのが15 時でしたが、名取に着いたのは19時半。クタクタで買い物する気もおきず、まっすぐ帰宅しました。
 でも、関山トンネルを入ろうとした時のあの感覚はなんだったんでしょうか!?

山形ツーリング  完

後日談…

翌日バイクに乗ろうと思い、カバーを外すと…カバーに何か引っかかるモノがありとっとと外して確認してみると、ブレーキレバーが折れていました…(泣)運転には支障の無いものの、イタイタしいのでいつもお世話になっているお店で代わりにのレバーに交換してもらいました。前の純正のレバーはメッキ加工されていて高かったみたいです。今回はメッキ加工してないレバーにしました。

はぁ…。

バイクを倒すとやっぱり気分へこみますね。次回はないようにしたいと思います。

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